変態マニアックなニュース
春になると変質者現る。昔からの定石です。
2016年3月、兵庫県の尼崎市で女性用のパンツをかぶり、自転車で疾走する男性が逮捕されましたね。
女性用下着を頭にかぶり、自転車で追い抜きざまに女子中学生の身体を触ったとして、兵庫県警尼崎東署は9日、同県迷惑防止条例違反容疑で、同県尼崎市久々 知の塗装工の男(33)を逮捕した。同署管内では昨年9月~今年2月、同様の被害が11件確認されており、男は捜査員の間で「パンツ仮面」と呼ばれていた という。
逮捕容疑は1月20日午後6時半ごろ、同市の路上で、中学2年の女子生徒(14)を自転車で追い抜く際、尻を触ったとしている。男は容疑を認め、「相手が驚く顔を見たかった」と話しているという。
同署によると、男の自宅の家宅捜索で女性用の下着が十数点見つかっており、同署は入手経路も調べている。被害女性が警察に相談に行くが「証拠がないと難しい」と言われ、20代被害女性はスマホの動画を撮りに行き警察に提出
勇気を出されてスマホで撮影された動画をニュース番組の『とくダネ』で紹介されておりました。
非常にまじめなコメントをする女性コメンテーターが元祖変態仮面にやたら詳しいところや、小倉さんの髪の毛、山本いちろう氏の出演などなど、ツッコミどころ満載のレアな映像でした。
下着フェチと痴漢マニア+α
逮捕されたパンツ仮面いわく、なぜパンツを被るのか?と質問する警察に対して「相手が驚く顔を見たかった。中学生は特に反応が良い。」と答えたそうです。
この心理は明らかに露出狂と同じ押し付け羞恥プレイ。
痴漢の一種です。
しかしこのパンツ仮面はそれだけではないようですね。
自宅には数十点の女性用下着がみつかったようですから、被ったパンツはプレイに使う為に仕入れたアイテムではなく、“日常の嗜好品”だったと言えます。
つまりこの殿方が持ち合わせているフェティシズムは『痴漢マニア』と『下着フェチ』。
この2つを見事にハイブリッドさせたハイレベルなプレイを開発したのですから本人の満足度は、相当な高みに達していた事でしょう。被るパンツも日替わりで色を変えるなど、楽しみ方のバリュエーションも工夫されていたご様子。
しかしこの殿方、それだけではなくもう2つのフェティシズムを体現してしまいました。
それは『女子中学生のお尻を触る』と言ロリータコンプレックスとお尻フェチを同時に追加融合を試みた訳ですがそれは、決定的な犯罪行為である『痴漢』を行う事に至ってしまいました。本人的には大成功でしょうけど、社会的観点を無視した部分から見ると新フェティシズムの導入には大失敗。
その失敗に対して
『どうしてお尻を触ってしまったのか?』
と言う警察方の情深い質問に対して、パンツ仮面の回答はこうでした。
素直。この手の犯罪者に共通するのは正しくこの実直さ。性的倒錯にまっしぐらなまでに向き合うマジメさがコメントひとつにでもにじみ出てしまいます。
2年にも渡ってフェティシズムの危険な豪遊を継続できていたにも関わらず、自ら終止符を打ってしまったのは恐らく、さらなる探究心から、ついつい欲張りすぎた結果ではないでしょうか。
社会的に無害な表現、害のある表現をしっかり見定めて、決して焦らず長きに渡り自分のフェティシズムを探求し続けられた者こそが、より深いフェティシズムに気づくことが出来る、と信じております。
こうゆう分かり易いキャラはある意味貴重ですね。
でも女性下着被って疾走するだけで嫌悪感を抱く、とか、誰が女性をこれほどナイーブな生き物に作ったのか。男性にはなかなか理解が難しいです。
おっさんがパンツ被ってるよりもミニスカでパンチラさせてる女のほうが遥かに卑猥だと思う。布一枚で陰部だなんて。